「これから始めても本当に稼げるのか?」
「昔から取り組んでいる人達に混じって稼げるのか?」
、、、
ネットビジネスを始めるにあたって、おそらく不安を感じるポイントは色々とあると思います。
やっぱり人間の心理として、自分の中で「できる可能性が高い」と確信を持てないと、なかなか行動には移せないものだと思います。しかし、逆に言えば、少なくとも自分の中で確信さえ持てれば、大きなエネルギーを持って取り組めるはずです。
「まだまだネットビジネスの歴史は始まったばかりです。今から始めても先行者だから大丈夫です。」といった、よくある説明をするつもりはありません。その説明では、自分よりも先行者がいることへの解決策にはなっていませんから。それだけを聞いても何も解決にはなっていません。
ここでは、話をわかりやすくするために「これからアフィリエイトに取り組みたいけれど、どうすればいいか?」という、具体的な例で考えていきます。
これからアフィリエイトを始めるとすれば、既に自分よりもスキルも実力も経験もあれば、使えるお金も時間も自分よりも多くあるアフィリエイターに混じって取り組んでいく必要があります。
時間もスキルもあるアフィリエイターはサイトを作成するスピードも早いですから、自分一人で新規サイトをどんどん作成しては、記事作成の外注などを使って規模も拡大していきます。
ということは、「稼ぎやすいキーワード」「稼ぎやすいジャンル」は、もう先行者アフィリエイターによって埋め尽くされてしまっているのでしょうか?
ネットビジネス初心者のよくある間違い
ネットビジネス初心者がまずやってしまうよくある失敗例。それは「稼いでいるアフィリエイターをそのまま真似すれば稼げるんじゃないか?」と考えて、稼いでいそうなサイトを真似しようとすることです。しかし、表面的に「やっていること」をそのまま真似をしても、結果は全く違ったものになることが普通です。極端な例を出すとすれば、イチローがカレーを毎日食べているからと言って、その表面的な部分だけを真似してもヒットを量産できるようにはなりません。
もちろん、そこまでズレてしまうことは無いと思いますが、自分では「稼ぐための重要なポイントだけを真似している」つもりでも、同じようなことになってしまっている可能性は低くは無い、ということです。
なぜ稼いでいるアフィリエイターは稼げているのか?
稼いでいるアフィリエイターがどういう取り組み方をしているのか?というと、私が思うに2つのタイプに分けられると思っています。ひとつは、ライバルが少なかった昔から取り組んでいるアフィリエイターです。
昔はライバルが少なかったからこそ「自分の好きなジャンルで自分の好きなように情報を書いていたら、自然と多くのユーザーに求められるメディアが完成した」というタイプです。
そういったタイプは、今もうまくいったメディア、たとえばウェブサイトを拡大し続けている、というやり方を取っていることが多いです。
昔から運営されているウェブサイトは作成に掛けた時間と作業量が参入障壁になります。今となってはスキルや経験も時間もあるアフィリエイターが運営しているサイトであれば、真正面から立ち向かっても勝つことは難しいというのが現実です。
たとえば、そんなサイトを表面的に真似てもまずうまくいきません。自分よりもスキル、知識、かけられるお金、時間もあるアフィリエイターが、昔から運営しているサイトの劣化版を作ってしまうだけですから、まずうまくいくことはありません。
もうひとつは、市場のユーザーと競合をリサーチして「戦略」を立ててアフィリエイトに取り組んでいるタイプです。
インターネットに限らない話ですが、日本では戦後、高度成長期の時代には「製品を作れば勝手に売れていく」という時代がありました。しかし、今はただ好きな製品を作っているだけでは売れていきません。
これからの時代、製品を売っていくためには、どうすれば売れるか?の「戦略」が不可欠です。
アフィリエイトも同じように、アフィリエイターの数が少なかった頃には「ただ実践すればそれなりに稼げる」という時代もあったと思いますが、今は「戦略」が必要です。
じゃあ、どんな戦略が必要なのか?
では、どうすればこれから参入するアフィリエイターが稼げるようになるでしょうか?まず、「勝てない相手とは真正面からぶつかって勝負しない」という考え方を持つべきです。
極端な例を出せば、一般人がプロボクサーと真正面からケンカすれば絶対に勝てません。
それと同じようなイメージで考えてみてください。実力が違う相手と勝負するなら、真正面からぶつかっては勝ち目が無いからです。
先ほども言いましたが、すでに同じジャンルで自分よりも実績もあれば質の高い知識を提供しているサイトがあれば、どうしても大半のお金はそのサイトに流れてしまうものです。
そのため「同じようなメディアは絶対に作らない」という考え方が、これから始める「弱者のためのインターネットビジネス戦略」の基本と言えます。
「既に昔から取り組んでいるアフィリエイターが大半の市場を占拠してしまっているのでは?」という疑問もあるかと思います。しかし、ポイントとして「実力のあるアフィリエイターが取り組まないやり方は無いか?」という視点で戦略を考えるようにしてみてください。
次回記事では、もう少し具体的に「実力も時間もお金もあるアフィリエイターと真正面から戦わない戦略」について、2つの戦略を紹介していきます。
※追記、次回記事を更新しました
>ライバルの多い市場にこれから参入しても稼げる、弱者のための2つのビジネス戦略